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映画『ストロボ・エッジ』長岡ロケレポート

470万部突破という大ベストセラーコミック「ストロボ・エッジ」が映画化されました。
12月に公開になる「アオハライド」も手がけている咲坂伊緒さんのコミックで、10代に絶大な人気を誇っているとのこと。

映画のキャッチコピーは全員が片想い。
う～ん、何だかいかにも「恋愛」「青春」という感じが伝わってきますよね！

朝ドラ「あまちゃん」に出演していた有村架純さんと福士蒼汰さんが主人公。
福士さんは学年一の人気者という設定。そんな彼に惹かれていくヒロイン仁菜子。彼女がいると知りながら仁菜子は思い切って自分の気持ちを打ち明けるのですが……。

先頃公開された予告編で、仁菜子が花火をバックに浴衣姿でひとり歩く夏祭りのシーンが登場しますがあの場面は、長岡でロケが行われました。
しかも花火は合成ではなく本物のフェニックス花火！
8月3日の長岡まつり当日、打ち上げに合わせて撮影されたというまさに「ぶっつけ本番」。そのため撮影隊は前日の2日に現場でフェニックス花火を録画し、いつ何色の花火が上がってどこで歩き始めるかなど、秒単位のスケジュールを立てて本番に臨んだそうです。
余談ですが、最近女子に人気急上昇の恋愛シチュエーション「壁ドン」も予告編に登場します。

撮影が行われたのは表町2丁目、ダイアパレス大手通りの前あたり。
参加エキストラは花火の見物客という設定。そのため有村さんが近くを歩いても「騒がない」「見つめない」「写真撮影しない」というお達しが。
もちろん、参加者全員、エキストラマナーを守ってつつがなく完了！
また花火の実景は、信濃川近くの国土交通省屋上やロケ現場付近のビル屋上からも撮っていました。

監督は『ヴァイブレータ』『ニュータイプ ただ、愛のために』（いずれも県内ロケ作品）の廣木隆一氏。
廣木監督は新潟とは縁の深いかたで、大杉漣さんの初主演映画『不貞の季節』が新潟市のシネ・ウインドで上映された際には、ゲストで来県。
そのときにインタビューさせていただいたのですが、誠実で優しいお人柄が伝わってきて、十数年経った今でもお名前を聞くたびに懐かしく思い出す素敵な方でした☆

映画『ストロボ・エッジ』は2015年3月14日公開予定。
今から楽しみですね！

映画ストロボ・エッジ
http://www.strobe-movie.com
監督：廣木隆一
出演：有村架純／福士蒼汰
原作：咲坂伊緒