トチオンガーセブン、テレビシリーズ第2弾放送開始!!
新潟が生んだ特撮ヒーロー『炎の天狐トチオンガーセブン』。テレビシリーズ、映画と続き、いよいよテレビシリーズ第2弾が12月20日から放送開始となる。
内容は映画『閻魔堂!地獄の大決戦!!』の3年後の世界。というわけで、放送直前19日には映画も地上波で放映が決定した。
そもそもトチオンガーセブンを生みだしたのは、栃尾のあぶらげ屋「毘沙門堂本舗」の星知弘さんが持つ、70年代の特撮ものに対する熱い愛情から。その思いが高じて21世紀の現代に「特撮の魂を次世代につなぐため」、星さんが作ったキャラクターが『炎の天狐トチオンガーセブン』なのだ。ちなみにヒーロースーツから怪獣スーツまで、そのすべてが星さんの手づくり。
2017年にはUX新潟テレビ21で全6話からなるテレビシリーズを放映。その後『劇場版 炎の天狐トチオンガーセブン 閻魔堂!地獄の大決戦!!』が作られ、2020年2月にはT・ジョイ長岡でも劇場公開された。
映画版のメガホンを取ったのは、新潟市出身で『相棒』『探偵はBARにいる』など数々のヒット作品を手がけている橋本一監督だ。
当初監督がなかなか決まらず困っていた星さんに、知人が「知り合いの橋本くんに打診してみようか」と声を掛けたのだ。てっきり新潟の映画関係者かと思って気軽に「じゃあその『橋本くん』にお願いします」と返事をした星さん。「まさかあの橋本一監督とは夢にも思わなかった」と当時を振り返った。それが縁となり、今回のドラマ第2弾も橋本組がやってきて撮影が行われた。
今回のドラマの見どころを橋本監督に尋ねたところ「それはやはり星さん」という答えが返ってきた。「70年代の特撮が大好きで、今どきめずらしいくらい真っ直ぐな人」と監督は話した。
さて気になる内容だが、映画で地獄の使者たちと文字通り死闘を繰り広げたその後ということもあり、果たしてどんな壮絶な日々を過ごしているのかと思いきや、なんと美人学生アルバイトを3人も雇い、すっかりうららかな毎日を過ごしていたというところからドラマは始まる。しかしそのような平穏な時間は続くはずもなく、またしても蛇王一族の魔の手が忍び寄るのだった。
今回はなんと9mの大きさのムカデ(もちろん星さんの手づくり)も登場する。
星さんは「今回も70年代の特撮ドラマが描いていたことを忠実に」やっていると話す。「1話15分と短いですが、その分テンポがよく、ものすごく深い人間ドラマをしっかりやっています。それは橋本監督のすばらしい演出のおかげ。ぜひお楽しみに!」とのことだ。
当会が支援した作品でもある『炎の天狐トチオンガーセブン』。
間もなく始まる放映が待ち遠しい!!
■劇場版 炎の天狐トチオンガーセブン 閻魔堂!地獄の大決戦!!
2021年12月19日(日)16時から
NST新潟統合テレビにて放映
■炎の天狐トチオンガーセブン(全6話)
2021年12月20日(日)26時5分から、放映スタート!
■炎の天狐トチオンガーセブン公式HP
https://www.tochiongar-7.com
現在ドラマシリーズ第1弾、視聴可能