2018
10
Feb

映画『サニー/32』舞台挨拶

2月9日、映画『サニー/32』公開初日にT・ジョイ長岡で舞台挨拶が行われ、主演の北原里英さんと白石和彌監督がやってきました!挨拶が行われたのは18時40分の回、上映終了後。すでに鑑賞済みということで北原さん曰く「ネタバレあり」の盛りだくさんのトークでした。

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T・ジョイ長岡ロビーに作られた『サニー/32』紹介コーナー


そもそもこの映画のきっかけとなったのは女優を目指していた北原さんが白石和彌監督の『凶悪』の大ファンだったこと。その白石監督作品で女優として主演を飾れたことを「こんなにラッキーなことはない」と北原さんは笑顔で語っていました。

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左から司会のFMポート中村ちひろさん、北原里英さん、白石和彌監督


一方白石監督はたびたび本県で撮影を行っていた故・若松孝二監督の現場で助監督を務めていた方。そのため「NGT48に北原さんがいなくても、新潟で撮ったんじゃないかという思いはすごくあります」と、最初の挨拶で県民としては非常にうれしいコメントがありました。
さらに監督は「冬以外あり得なかった。(若松監督の現場が)寒くて、雪が降っていて、その記憶が僕自身にあったので、どうせやるなら雪じゃないと意味がないくらいの勢い」だったと話してくれました。
また「まず雪原を血糊にまみれた少女が歩いて行くというのが絶対に撮らなきゃいけないなと思っていた」とも発言。これから映画を観る皆さん、この映画は衝撃のシーンが盛りだくさんですが、「血糊にまみれた〜」も、そのひとつです!

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白石和彌監督


『サニー/32』は北原里英さん演じる主人公・藤井赤理にある事件が起こり、その後に怒濤の展開が待っています。これから観る人のために、詳細は割愛しますがそのきっかけとなる要のシーンについて監督は「自分が父親となって子育てしていく中で、女性に対して尊敬の感情が日に日に強くなっていく。その気持ちをトップアイドルである北原さんに言ってほしいという気持ちがあった」と話してくれました。

北原里英さん

北原里英さん


もうすぐ北原さんはNGT48を卒業します。監督は「卒業はするけれど、きっと北原さんは女優さんとして前に進んでいくんですよね。何か旅立って行く感じ、それがこの映画の内容と図らずもシンクロしていて、この映画を作って良かったと思いました。ぜひ皆さんも(映画を観て)良かったという思いをいろんな人に伝えてくれたらと思います」と話してくれました。
北原さんも「『サニー/32』は長岡で生まれた映画なので、ぜひ長岡の映画館でたくさんの人に観て、愛されてほしいと心から思っています。今後とも応援をよろしくお願いします」とメッセージを送ってくれました。

映画『サニー/32』はT・ジョイ長岡、新潟万代で絶賛上映中です。
監督が「FCの方が作ってくれたロケ地マップがあるのでぜひ見てください」と紹介してくれた『サニー/32長岡ロケ完全ガイド』も劇場で配布中です。
また長岡ロケなびサイト内に特集ページもオープンしました。
こちらもぜひ映画と合わせて、ご覧ください。

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