平成26年度長岡ロケなび年次総会
1月31日、長岡ロケなびの年次総会がアオーレ長岡にて行われました。
ここでは事業報告、予算執行状況などの業務的な報告などのほかに、のぼりデザインについても提議がありました。
そして総会終了後は記念イベントとして研修会を開催。
今年はフェニックス花火も登場する県内ロケ作品、映画『ストロボ・エッジ』で製作協力を務めたTHE FOOLプロデューサー・湊谷恭史氏、新潟県フィルム・コミッション協議会の田中克典氏を迎えてトークイベントを行いました。
湊谷氏は映画は何かを学んだり知ることのきっかけになるという可能性を熱く語っていました。「『ストロボ・エッジ』は壁ドンでラブになる映画でおそらく若い世代の人たちがたくさん見るはずです。そういう若い人たちがこの作品を通して長岡花火を知って興味を持つことで、日本の歴史やその後の平和な社会について、何か学んだり真剣に考えるかもしれない」という内容の話はとても興味深いものでした。
さらに湊谷氏は長年にわたって何度も一緒に仕事をしてきた廣木隆一監督の『さよなら歌舞伎町』という映画にも言及。二度目の東京五輪を控え変わりゆく都会の移ろいに目を向けたとき「今のこの風景を残しておきたい」という思いで監督が歌舞伎町を舞台にカメラを回したというエピソードを披露。
映像作品は時代を映す鏡で、時を経ると貴重な歴史資料となるということを改めて感じました。
その後、会場をアオーレ内の市民交流ホールB・Cに移し、ケータリング試食会を開催。
映画『EQUALS』でケータリング担当をした「すずきち」の料理を皆で試食。
ハリウッドの人たちを喜ばせたそれらは長岡野菜をふんだんに使ったもので、映像支援を通して、長岡の食文化も世界レベルのステージで活躍しているんだという嬉しい事実を、美味しく実感できたひとときでした。
さて2015年、長岡ロケなびはどんな作品に関わり、支援することができるでしょうか。
今年も1年間、頑張りたいと思います!