2015
12
May
Zたち、佐渡に大量発生
芸能生活30周年の哀川翔さん、通算111本目となる主演映画『Zアイランド』がいよいよ今週末5月16日(土)に公開となります。
一足早く試写会で観てきましたのでレポートします!
この作品のすごいところは、なんと言っても全編新潟県内でロケが行われたということ。
メインロケ地となった「Z」大量発生の舞台となる場所、銭荷島(ぜにじま)は佐渡、ほかにオープニングのヤクザの派手な抗争シーンは新潟市中央区古町通8番町の大竹座ビル前、敵対する組の事務所ビルとして同区礎町通3ノ町の(株)和田商会社屋が使われるなど、とにかく新潟県づくし!
当初から撮影場所を特定して映画作りを進めていたとのことで、監督の品川ヒロシさんが脚本も担当。初稿を勢いで書いて、そのまま佐渡でシナリオハンティング。実際の場所を見て浮かんだアイデアを元に脚本を書き直した部分も多かったのだとか。
主演の哀川さんは「佐渡の地元の人やフィルムコミッションのスタッフたちも映画に対する思いがすごくあって、けっこう規制がないというか、いろんなことをやらせてもらえた」とクランクアップ後に語っていました。
確かに、観ていて「佐渡よ、ここまでやらせるのか、やっていいのか!」といろんな意味ですごい映画でした。
映画を観た感想ですがひと言でいうならば
「かつてこんなに笑えて泣けるゾンビ映画があっただろうか」
という感じでしょうか。
涙もろい方はハンカチを持って映画館に行ったほうがいいかもしれませんよ。
映画『Zアイランド』
監督:品川ヒロシ
出演:哀川翔/鈴木砂羽/木村祐一/宮川大輔
5月16日(土)公開
T・ジョイ長岡、イオンシネマ県央ほかで上映
text by akko