映画『ちはやふる』

『ちはやふる』とは
映画『ちはやふる』は、競技かるたに青春をかける主人公たちを描いた同名少女漫画の映画化です。累計発行部数は1,300万部突破(2015年12月現在)という大ベストセラーの人気コミックで、すでにアニメ化もされています。

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長岡がロケ地に!タイトルの「ちはやふる」はヒロインの名前「千早(ちはや)」と百人一首17首目の歌「ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれなゐに みずくくるとは」にひっかけたもの。
千早が競技かるたに目覚めたのは小学生時代。転校生・新との出会いがきっかけでした。そこに幼なじみの太一も加わり3人で「チームちはやふる」を結成。ずっと一緒にかるたをやっていこうと思っていたのに、家庭の事情で新は転校することになってしまい、別れを目前にして新は自身の胸の内を打ち明けます。
ここは子ども時代のクライマックスシーン。原作ではその大切な日に雪が降っているという設定で、長岡がロケ地に選ばれました。

 

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撮影の様子

撮影場所は悠久山公園。雪が足りない分を周辺からかき集め、さらに公園の遊具には雪に見立てて白い綿を乗せるという念の入れよう。
原作にはほぼ忠実な設定となっていますが、映画版では原作に登場する他のエピソードもこの場面にミックス。さらに感動度が高まっていおり、忘れがたいシーンのひとつに長岡の雪景色が刻まれました。

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足利ロケ高校生になった太一と千早が通う学校、こちらのロケが行われたのは栃木県足利市の旧足利西高校。すでに廃校となっており、そのため思う存分ロケに使えるというメリットを活かしての撮影だった。かるた部の部室も同校で撮影。そこはかつて遠方からの入学生が多かった時代には寮として、近年は学内合宿の宿泊施設として使っていた場所だそう。
ちなみにここは2010年の映画『君に届け』で、三浦春馬や多部未華子が通っていた学校としても映画に登場したところで、今後もさまざまな作品の公開が控えているとのことだ。

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