この空の花 - 「長岡映画」製作委員会 この空の花

大林宣彦監督プロフィール

  • 『転校生』1982年 尾道
    高度経済成長期に開発の名の許に無益に壊されようとした古い伝統ある古里の町を守り、その安らぎを伝えようとしたファンタジー。当時の多くのファンの共感を得て大ヒット。小林聡美デビュー。
  • 『時をかける少女』1983年 尾道・竹原
    前作に続いてロケ地巡りの旅人を全国から呼ぶ。当時の興行成績記録樹立。原田知世デビュー。
  • 『廃市』1983年 福岡県・柳川
    柳川の古い水郷の静かな魅力を描いた小品。大林監督は現柳川観光大使を務めている。
  • 『麗猫伝説』1983年 尾道
    TV・ドラマ年間優秀作受賞
  • 『さびしんぼう』1985年 尾道
    『転校生』『時をかける少女』と共に「尾道三部作」と呼ばれ、若者に大人気。キネマ旬報ファン投票第一位受賞、他。
  • 『姉妹坂』1985年 京都
    東宝お正月映画作品
  • 『野ゆき山ゆき海辺ゆき』1986年 尾道・鞆
    百年の歴史的景観を守れと昨年判決が出た鞆の海の魅力を昭和抒情物語として。鷲尾いさ子、竹内力、林泰文デビュー。
  • 『日本殉情伝おかしなふたり』1988年 鞆
    同上
  • 『異人たちとの夏』1988年 東京・浅草
    事故死した若い両親と成人した息子との家庭劇。毎日映画コンクール監督賞受賞。片岡鶴太郎デビュー。
  • 『北京的西瓜』1989年 千葉県・船橋市
    千葉の八百屋さんの日中草の根交流記。海外でも深い共感を呼んだ。
  • 『ふたり』1991年 尾道
    「新・尾道三部作」の第一作として。石田ひかりデビュー。
  • 『青春デンデケデケデケ』1992年 香川県・観音寺市
    田舎町の純情ロック少年の青春。芸術選奨文部大臣賞受賞。双葉十三郎さんの生涯ベストテンの1本、他。
  • 『はるか、ノスタルジィ』1992年 北海道・小樽市
    堀割開発の大人気スポットではなく、古い小樽の街並みを舞台に一過性ではない永遠のリピーターを呼ぶ作品として。
  • 『あした』1995年 尾道
    古い瀬戸内の木造船を巡る死者と生者のファンタジー。宝生舞デビュー。
  • 『三毛猫ホームズの推理』1996年 北海道・函館
    赤川次郎さんのミステリーを北国の町で。
  • 『マヌケ先生』1996年 尾道
    大林監督の少年時代の古里の人と物語。
  • 『風の歌が聴きたい』1998年 宮古島・函館
    聴覚障害を持ちながらトライアスロンに励み、子育てをする夫婦の実録もの。山路ふみ子福祉賞受賞、他。
  • 『あの、夏の日』1999年 尾道
    古里の夏休み、爺ちゃんと孫との冒険。勝野雅奈恵、宮崎あおいデビュー。
  • 『忍ぶ川』2000年 山形県
    テレヴィの朗読劇の一本として日本の古典的な恋愛劇を。
  • 『告別』2001年 長野県・上田市
    赤川次郎のミステリー。国際ハイビジョン祭グランプリ他。大林監督は上田観光大使に任命。
  • 『なごり雪』2002年 大分県・臼杵市
    「臼杵映画」として昔変わらぬ古い町を守り抜いた人びとの物語と、日本の高度経済成長期の負の遺産への悔恨含めて。藤本賞奨励賞受賞、他。須藤温子デビュー。
  • 『理由』2004年 東京・下町
    戦後の日本史、庶民の暮らしの姿を経済成長の中で得たものと失ったものを対比させながら描く現代ミステリー。日本映画批評家大賞受賞、他。寺島咲、多部未華子デビュー。
  • 『22才の別れ』2006年 大分県
    「なごり雪」に続く大分三部作(予定)の2作品目。日本の戦後史を親娘二代の恋愛劇として描く。主題歌は大分出身の伊勢正三。鈴木聖奈デビュー。
  • 『転校生~さよならあなた』2006年 長野市
    「50年後の長野の子供たちに見せたい」という願いから生まれた「長野映画」。オリンピックの遺産が廃墟となりつつある今、市内の古い路路を舞台に青春の物語を。長野映画祭ではこれは毎年上映。50年目の上映時を映画の完成とする! 蓮佛美沙子デビュー。
  • 主な映画作品群ですが、以上の映画は総ていわゆる地方ロケ映画ではなく、その古里の人たちと共に全編が準備、撮影された「古里映画」。古里の文化遺産となり、全国のファンにとっては永遠のベストセラーとしての人気を誇っております。

    (資料:PSC提供)

    「長岡映画」製作について

    映画「この空の花」公式サイト映画「この空の花」公式サイト

    長岡まつり協議会

    長岡ロケなび

    長岡花火の歴史はこちら